日本最大の禅寺:妙心寺【京都】

残暑厳しい折、いかがお過ごしでしょうか?
私はこの夏、デスクワークに集中しておりまして、夏らしいことを何もしていませんでした。やっと一段落ついたので、8月最後の日曜日は「妙心寺」で写経体験をしてきました!

臨済宗妙心寺派 大本山妙心寺

私の家のまあまあ近くにあるお寺なのですが、京都に住んで9年、訪れたことはありませんでした。(そんな神社仏閣がたくさんあるので、これからもっと見に行こうと思います!)
ところが前世鑑定をしてもらったところ、私の前世の一人に「日本の禅宗の僧侶」という方がいらっしゃいまして。これは「日本最大の禅寺」へ何としても行かなくては!という気持ちになったわけです。

妙心寺は、京都の花園という地域の広大な敷地に46もの塔頭寺院があります。とても広くて、南門から北門までは歩いて10分くらい。公開されている寺院やお庭を全部拝見すると、半日はかかります。でも、ゆっくり味わいたいお寺だなと思いました。

メインは「法堂天井画雲竜図」という、狩野探幽が書いた龍の天井画でしょうか。京都には天井に龍が描かれているお寺がいくつかありますが、すべて禅寺だったということを今回初めて知りました!わー恥ずかしい。日本人として、ちょっと仏教の知識を持っておいた方がいいですね。禅は海外でも人気がありますしね。
撮影禁止のため、画像はホームページでご覧ください。ガイドさん付きで30分くらいの見学ツアーがあります。

最近、仏教をかじっている私の今回のお目当ては「写経体験」です。人生で初めて写経をしました!オーソドックスに「般若心経」です(笑)
もちろん、般若心経の意味をちゃんと本で調べてから行きましたよ!
ですが、写経は精神統一をして心を清める手段のひとつでありますので、意味がわかっていなくても問題ないです。一心不乱に字を書く、ということが瞑想になるのです。

字がうまく書けない!漢字が難しい!とか、多少雑念は入りましたが、良い体験でした。私は絵を描くよりも字を書く方が好きだということがわかりました(笑)。絵や映像を見るより本を読む方が好きですしね。自分は「言葉の人」なんだと改めて気がつきました。
家に帰ってから、さっそく写経セットを購入(笑)心が乱れたときには写経をしようと思います。

素晴らしいお庭も堪能しました。庭を見ながら瞑想しようと思いましたが、暑すぎてちょっと無理でした・・・

敷地が広いので空も広いです
苔むしたお庭が清々しい!
枯山水のお庭があるのは禅寺です
ヤモリちゃんがいたよ

お昼は近くの花園会館のレストランでいただきました。クーラーが効いているのが有難かったです(笑)

特にデジャヴはなかったのですが、写経も瞑想もすごく私にとって自然でしっくりくる行いですし、緑豊かなお庭を見るのも心が落ち着きます。観光客や修学旅行生が少なかったこともあり、とても静かで心が洗われました。
デスクワークでパソコン画面ばかり見ていると、脳が疲れてイライラしてしまうので、禅寺の平常心なエネルギーがとっても心地よく、だいぶ回復しました。

9月からも何かと忙しそうなので、心を失くしそうになったら、また訪れたいと思います。

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