「ハイヤーセルフとの統合」とは何か

スピリチュアル業界では、統合、アセンション、覚醒、といった言葉がよく使われます。2020年以降、新型コロナウィルスによって全世界が新しい生き方を模索していくフェーズに入っていますので、興味を持つ方も、すごく増えた感じがします。

アセンション(次元上昇)も覚醒も、ハイヤーセルフとの統合を達成するための方法です。高次元の自分であるハイヤーセルフと統合することで、自分らしい、本来の人間の生き方ができるようにり、統合された人が増えれば増えるほど、愛にあふれる誰もが生きやすい社会がつくれるのです。

では、どんな状態が「統合」なのか、ということを理解できていますか?
(言葉にできなくても、感覚がわかっていれば大丈夫です!)


「統合」とは、エゴを手放し、肉体と精神(意識)の波動を高め、
ニュートラル・ポジションで「ハイヤーセルフ」と「エゴ」の
均衡が取れている状態です。

ボイジャータロットは、6:Lovers と 8:Balance のカードで「統合」とは何かを教えてくれます。

私は今、だいぶ統合が進み、潜在意識と顕在意識に矛盾が減ってきました。
なので、何かを決める時に迷うこと(何かをしたい!と顕在意識では思っているのに、直感がNOを出す、またはその逆など)がほとんどありません。

この状態になってみると、「ハイヤーセルフとの統合」も、手段のひとつでしかなかったのだ、ということを実感しています。
そして「メッセージを受信する」ことと「統合」も、少し違うことがわかってきました。

ただ、ハイヤーセルフとつながる(というか、本当は、元々つながっているのに、エゴの方が強くて「気づけない」「拒否している」状態なんです)のが、本来の自分らしい人生を生きる、高次元領域の第一歩ではあります。

肉体とエゴの波動は低すぎて波動の高い高次元の存在と融合できません。まずは、ハイヤーセルフを受け入れられるように、肉体と精神(意識)の波動を上げましょう。

基本は「瞑想」で心身の波動を整えること

チャネリングやオーラリーディング、ヒーリングなどの講座で必ず習うのは、瞑想をして自分の肉体とエゴ意識のエネルギーをクリアにすることです。
私もいくつかのサイキック講習を受けましたが、基本は瞑想です。瞑想の手順や説明の方法に多少の違いはありますので、自分に合うやり方がわかるとより効果的です。

瞑想は、1回や2回すれば大丈夫、というものではなく、やはり日々の継続が大切です。毎日生活をしていれば、周りの人や環境の波動を少なからず受けますし、ストレスも溜まります。それは当たり前のことです。
過去に浄化しきれていない執着も潜在意識に残って、自分自身の波動に影響します。

ですから、時々誰かにエネルギーを浄化してもらうのも良いのですが(自分の手に負えない時は、誰かの力を借りることも大切ですし、高波動の人のエネルギーを感じるのも学びになります)、瞑想も、日々自分で行えば、スピーディに覚醒できます。
肉体のメンテナンスも同じです。整体やマッサージへ行くことと並行して、毎日適度な運動やストレッチをすると、より早く改善しますよね。

ちなみに私は、瞑想を習慣にして2年ほどになりますが、波動が変わったと言われますし自分でもそう感じます。ハイヤーとつながり、チャネリングができるようになり、ライトランゲージもしゃべれるようになりました。

何度も講座に参加したり、ヒーリングをうけるよりも、自分でできる瞑想のやり方を覚え、毎日継続する方が効果が高いと思います。

「魂の成長」が人生の目的であることに気づこう

さて、ハイヤーセルフとの統合も手段のひとつでしかない、と書きましたが、スピリチュアルの、人生の本来の目的は、「魂の成長」です。
「ハイヤーセルフ」とは、高次元の自分自身のこと。その人らしく、持って生まれた能力を最大限に活かして魂を成長させ、人間としての器を広げるため、あなたの肉体とつながっています。

高次元とつながり、メッセージを受け取れる能力が元々開花している人でも、行動しない、肉体(エゴ)の声とハイヤーセルフの声が矛盾していてエゴに従ってしまうのであれば、「統合」できているとは言えません。

ハイヤーセルフと統合すると、地球上に存在している「私」という肉体の能力をフル活用して、地球上でしか得られない体験、自分が生まれる前に「こういう体験がしたい」と決めてきたことを「やり遂げたい」「やらなければ!」という気持ち、使命感が生まれます。

この、ハイヤーセルフ(陽)とエゴ(陰)が溶け合って融合し、不純物が削ぎ落され、新しくより良いものを創造する状態になることが統合であり、「統合された自分で何を生み出すの?」と、 14:Art というカードが問いかけてきます。
統合は錬金術なんですね。

 

意識が高次元の波動に近づかなければ理解できない

「言葉」や「文字」として知っていても、腑に落ちない、本当の意味で理解できないことがあります。言語という限定的な表現方法では、高次元の意識レベルが説明しにくいのです。

東大で学ぶような数学を小学生に説明しても、多くの子どもが理解できないのと同じです。
魂の成長にも段階があり、意識がそのレベルに達しておらず、言葉をただ丸暗記して使っているだけでは、高次元の波動を持つ言葉にはなりません。

そして、魂の学びにゴールはありません。生涯、死して魂になってもなお、私たちは学び続けるのです。

だんだんチャネリング入ってきました。私の場合のチャネリングは、自動書記のようになるんだと最近わかってきました。

言葉では説明しにくい高次元の意識について、わかりやすく段階を踏んで解説することが、私の魂が「やりたい」と望んでいることです。

魂の道を進むため、これからも精進します!
 

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