2020年からの生き方

新型ウィルス騒動で、非日常を味わう毎日ですね。まだ収束は見えてきません。特効薬やワクチンの開発は1年以上かかるという専門家の見解もあります。もはや、長期戦を覚悟しておく必要があります。

ウィルスも人間も自然の一部。 自然の摂理を人間がコントロールできるというのは幻想です。 これからは、地球という宇宙船の一員として、人間がどう自然と共存していくか、が問われます。

宇宙的な視点でみれば、ここ100年の間に新型コロナウィルス以外にも、スペイン風邪(インフルエンザ)やHIVといった新しい感染症などで、人類が脅かされる状況は繰り返し起きています。
戦争は人為的なものなのでコントロール可能ですが(それでもコントロールしきれず、地球上ではまだ戦争・紛争はなくなっていません)、自然現象は受け入れる他ありません。

疫病以外にも、地震、大型台風による水害といった天災、 病気や事故、社会構造の変化などによって突然日常が奪われることは、むしろ「想定内」です。
これまでは経済を優先するあまり、リスクを甘く見積もっていただけ。我々にできることは、 (もちろん対策を練りつつ) 今の状況を受け入れることです。こうした非常時にどう考えるか、どんな行動を取るかに、その人の魂の成熟度が現れます。

過剰に恐れず、楽観視しすぎず、冷静に客観的に事象を捉えてください。この機会に、変化を前提として生きる、変化を受け入れる生き方へとシフトしましょう。「ないもの・できないこと」ではなく、「あるもの・できること」に目を向けてください。

そして、 私利私欲のためだけに活動するのではない、新しい価値観と社会システムの再構築のきっかけとなるよう、行動しましょう。

なぜ今ウィルスが蔓延したのか

人間が増えすぎ、環境を破壊しすぎて自然のバランスを崩してしまったために、地球がバランスを取り戻そうとしているのかもしれません。

自然の摂理こそが 神の意思です。自然現象には、善悪はありません。破壊と再生はセットでやってきます。地震も、津波も、台風も、ウィルスも、害虫も、人間視点からみた「悪」でしかありません。
人間にとっては「悪」でも、地球にとって、自然現象や生き物にとっては、善でも悪でもありません。すべてが必要だからこそ存在し、起きるのです。

こうした、物事をすべて「善悪」や「優劣」でジャッジする人間独自の「二元性」の考え方から抜け出し、陰陽が同時に存在することを受け入れる「統合意識」を目覚めさせるために引き起こされた出来事と言えます。

もうひとつは、人間の「死生観」の見直しです。
人間は、死を恐れます。若い人よりも、死を実感しやすい年齢になると、不安が強くなります。
もちろん、年若くして亡くなることは(自分で決めた寿命であることもありますが)、確かに残された人にとっても辛い経験です。

ただ、高次元(霊的世界)の真理から見ると、死は「終わり」ではなく「再生の始まり」です。肉体からの卒業です。
ですから、死にゆく人は現世に執着することなく、残された人は、大切な人が安らかに旅立てるよう祈ることが大切なのです。お互いが悲しみを乗り越え、きちんとお別れすることこそが「愛」の行動なのです。

※この件については非常にデリケートかつ理解しにくいので、これ以上詳しくは述べません。準備ができたら、自然と学びの時期が訪れます。

死への恐怖がパニックを引き起こし、不安によるストレスから、感染者や立場の弱い人を攻撃するようになってしまいます。

今、私たちにできるのは、ウィルスが蔓延しているこの状況を受け入れ、パニックが起きないよう、一人ひとりが冷静な対応をすることです。

自分の魂に正直になり、悔いのない毎日を

宇宙は何度も私たちに、「日常が突然奪われることがある」と教えてくれています。いつか会える、いつかできる、と思っていても、その「いつか」が来ないかもしれません。今、魂を燃やし尽くして精一杯生きることの大切さに気づきましょう。

別に、大偉業を成し遂げる必要はありません。自分を大切にし、自分の魂の声に耳を傾け、大切な人とよい関係性を育みながら、日々を楽しく過ごせばいいんです。自分が生まれる前に決めてきた、魂の計画を実行すればいいんです。

納得のいく毎日を過ごしていれば、人生の晩秋を迎えるころには、死を受け入れる準備が整うはずです。

多くの人が、この出来事をきっかけに目覚め、私たち人類がどう舵を切るかによって、未来は変わります。

私も微力ながら よりよい世界が創られるよう行動したいと思います。

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