シルバー・バーチの霊訓

今回は「世界三大霊訓」のひとつと言われている本をご紹介します。
読んだのは2年近く前ですが、ようやく書くタイミングが訪れました!

シルバー・バーチの霊訓:近藤千雄 訳/潮文社

すでに絶版となっていまして、中古品がプレミア価格になっていたりもします。私も中古で入手しました。
「スピリチュアリズム」について、最も誠実で最も信頼できる内容だと言われているそうです。
※長くなるので「スピリチュアリズム」については言及しませんが、ググってみてください

この本は、モーリス・バーバネル(1902-1981)という英国の心霊ジャーナリストが霊媒となり、50年余りに渡って行われた交霊会の記録です(開催数が多いため各巻によって編者が違います)。
この交霊会では、「シルバー・バーチ」と名乗る(高次元の存在にとって名前は重要ではないのですが、人間は人格を重視する存在であるため渋々名前を告げたそうです)ネイティブアメリカンの霊が、モーリス氏のフルトランスチャネリング(というか憑依?)を通して、宇宙の真理、霊界のしくみ、人間の生き方などについて語っています。

私は2019年にセドナへ行ったのですが、その時スピリチュアル的に大きな経験があり、この本を読むよう私のガイドスピリットに促されたとしか思えなかったので、帰国後一ヶ月かけて全12巻を読破しました。

スピリチュアルに興味があってスピリチュアルについて学び、ライフワークにしたいと考えていた私ですが、同時に懐疑的でもありました。世の中のスピリチュアルな発信者たちが伝えている言葉や内容は真実なのか?という疑問が常に頭にありました。だって「我は神の声を聞くものなり」とか自分でいう人って怪しいですよね(笑)
※全てのスピリチュアリストが偽物ではありませんが、目に見えない神秘的な存在を騙って私利私欲を満たそうとする人は残念ながら存在します(自戒を込めて)

でも「シルバー・バーチの霊訓」で書かれていることは腑に落ちました。自分の良心(霊性)と照らし合わせて理解できること、(その時点で)真実だと思えることを取り入れればいいことがわかったので、私の悟りへの学びに大変役に立ちましたし、スピリチュアルな生き方、行動や判断の指針を自分の中で作るベースとなりました。

印象に残っている内容を少しご紹介しますと・・・
・宇宙の大霊(神)とは法則である
・動機が「愛」か「エゴ」かを見ることが大事
・霊的真理は準備ができていないと理解できない
・陰陽はひとつのものの2つの側面(闇があるから光を理解できる)
・地上と霊界のしくみ
などなどは、とても勉強になりました。

特に「愛」について。一見「愛」であるかのように見える(聞こえる)ことでも、本当はエゴであるケースがあります。例えば子供を心配する母親は愛情深く感じられますが、「自分の中にある不安を打ち消したい」「他人から良い母親だと評価されたい」というエゴからの言動であることも多いのです。

1920年ごろからの記録ですので、ややエネルギーの古さを感じました。元々キリスト教圏の人へ向けたメッセージであり、現代の日本人である私にとっては当てはまらない内容もありましたが、スピリチュアリズムの本質はよく理解できます。全部読むのは大変だけれど興味があるという方は、12巻(総集編)と1巻、あと写真に写っていますがシルバーバーチの霊訓をまとめた【古代霊は語る】だけでも読んでみてくださいね。

私も私のガイドスピリットとともに、スピリチュアルの基礎知識を本にまとめたいと思います!

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