「原因」と「結果」の法則

自己啓発書の源泉と言われている本をご紹介します。
この本は、独身時代に病んで(笑)心理学や自己啓発の本を読みまくっていた頃に出会いました。私の初めての著書の参考にもさせていただきました。

ジェームズ・アレン著/坂本貢一 訳/サンマーク出版

 
なんと約120年前の1902年に書かれたそうです。成功哲学本で有名な、ナポレオン・ヒルやデール・カーネギーもこの本に影響を受けたという、自己啓発のバイブル的存在です。

今、タロットカードの歴史を少し勉強していまして、プラトンやソクラテス、アリストテレスなど紀元前の哲学者の時代、東洋では老子や孔子、ブッダなどの時代には、実はスピリチュアル的な物事の本質、この世のしくみについては、すでに発見されていたということがわかりました。

人間は、ある程度の時代の変化や科学技術の発展などの環境的要因は違いますが、本質的な内面については、ほとんど変わっていないと感じます。
そして、それを知らずに生きている人のなんと多いことか。

もちろん、人それぞれ価値観の違いはありますし、学ぶ時期というのも人によって異なりますが、知っておくと、あとで点と点がつながるように、理解し血肉になるのではないでしょうか。

さて少し話がそれました。
「原因と結果の法則」とは、万物創造の絶対法則があることを前提として、私たちの目の前にある環境、ふりかかる出来事は、すべて自分の「思い」が創りあげたものである、という考え方です。

引き寄せの法則、鏡の法則、波動の法則などと言われている内容と同じですね。

たとえば、
痩せたい、健康でありたいと言いながら、暴飲暴食をし、不摂生をしているなら(これが原因)、いつまでも痩せることはできず、不健康な身体という結果が現れることは想像しやすいと思います。
※もちろん、摂生していても病気になる可能性はありますし、無茶をしても平気な丈夫な人もいますが…

この場合、「思い」とは「痩せたい」の方ではなく、実際の行動を起こしている「不摂生をしている自分のままでいたい」になります。顕在意識と潜在意識の関係で、潜在意識にある思いが、不健康な身体という現実をつくっているわけです。

また、「お金がない」という現実を変えたいのに、働かなかったり、会社や社会に対して文句ばかり言ったり、裕福な人に嫉妬したり…といった、負の「思い」を持っている限り、現実は変わりません。

これは波動の法則とも言えます。
自分が負の波動を出しているので、同じ波動の出来事が起こります。幸せで豊かな波動とは違うので、いつまでたっても幸せで豊かにはなれないのです。

(逆に、太っていようが、お金がなかろうが、その状態を受け入れているなら、幸せで豊かな人なのです)

ただ、この本を読んだ当時、なるほど!と頭では納得しましたが、どうにも被害者意識というか、ネガティブ思考、エゴの声の方が勝ってしまい、変わる方法がわかりませんでした。

なかなかネガティブ思考から卒業できなかったわけですが、ボイジャータロットと出会い、この本で言われている「思い」を変えることができて、人生が驚くほど楽になりました。ようやくこの本に書いていあることが腑に落ちたのです。

「頭ではわかっているけれど、できない」から悩む人が多いという訳です。実は、「わかっていてもできない」状態から抜け出すためには、コツがあったんです。それを今、ボイジャータロットを通してお伝えしようとしています。

負のループから抜け出して人生を変えたい方は、お気軽にご相談くださいね。

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